循環式紙幣識別機 NBX(R)-M400シリーズのご紹介 Special
NBX(R)-M400 シリーズ 特徴&機能
NBX(R)-M400シリーズの特徴
小型化
紙幣縦収納設計 & 樹脂化
筐体ドアへの取付が可能(本体重量 5kg以下)
省エネ
短い搬送通路 & 一方向搬送
搬送時の負荷を無くすことで省エネを実現
防犯性
つり札払出口に自動開閉シャッターを搭載し悪戯を抑制。
紙幣詰り時の利用者トラブルも防止
操作性
つり札の補充が簡単。
補充した紙幣の状態を容易に確認できるためヒューマンエラーも低減
利便性
脱着可能/鍵付きBOXとし、収納紙幣へのアクセスを制限
(搬送通路で詰まった紙幣は鍵がなくても排除可能)
柔軟性
通信指令やDIP SWの指定で運用に併せて柔軟に機能選択が可能
(多種多様のカスタマイズ設定を用意)
NBX(R)-M400シリーズ モデル・バリエーションのご紹介
紙幣投入口に樹脂製のベゼルを装備した標準モデルのほか、より悪戯に強い紙幣投入口に板金タイプのベゼルを装備したタイプもご用意。
また、搭載頂く自動機本体との通信方式に合わせ、2タイプのモデルをラインアップ。
ご使用頂く環境に合わせたお選び頂けます。
マスクオプション
NBX(R)ーM43※シリーズ
ベゼル:樹脂
【屋内タイプ】
NBX(R)ーM41※シリーズ
ベゼル:板金
【屋内強化タイプ】
NBX(R)ーM42※シリーズ
ベゼル:板金+フラッパー
【半屋外強化タイプ】
通信方式
モデル | インターフェイス |
---|---|
NBX-M4※※ | JVMA通信仕様準拠機 |
NBR-M4※※ | RC-232C方式準拠機 |
NBX(R)-M400 シリーズ 循環式紙幣識別機のメリット
運用コストからみるメリット
【循環式例】NBX(R)-M400
混合スタッカー容量:200枚
循環スタッカー容量:400枚
【非循環式例】NB-4MB+BD-300
識別機スタッカー容量:450枚
払出機スタッカー容量:250枚
キャッシュフロー(準備金)の改善
循環式紙幣識別機を使用する事で準備金をセーブ
千円札の1日あたりの利用枚数 = 受入枚数:50枚 / 払出枚数:200枚の場合
循環式の
場合
最低150枚千円札を用意すれば対応可能
非循環式の
場合
最低200枚、千円札を用意する必要あり
循環式の
場合
¥1,000 × 150枚 = ¥150,000
非循環式の
場合
¥1,000 × 200枚 = ¥200,000
オペレーションコストの改善
循環式紙幣識別機の使用によりつり札補充頻度が低減し、作業費用をセーブ
1日の利用回数が50回、平均利用金額3,000円の決済において下記条件の場合
[受入紙幣量] 千円紙幣:50枚 / 5千円紙幣:7枚 / 1万円紙幣: 27枚 [払出紙幣量] 200枚(千円紙幣のみ)
[セットする払出用千円紙幣]:250枚
循環式の
場合
循環スタッカー減少量:150枚/日
(循環スタッカー残量:100枚/日)
非循環式の
場合
払出機スタッカー減少量:200枚/日
(払出機スタッカー残量:100枚/日)
1回のつり札補充作業費用を ¥1,000 と想定した場合
循環式の
場合
¥1,000 × 219回/年 = ¥219,000/年
循環スタッカー補充:
1.7日に1回補充必要=219回/年
非循環式の
場合
¥1,000 × 292回 = ¥292,000/年
払出スタッカー補充:
1.3日に1回補充必要=292回
決済機1台あたりで ¥73,000/年 の作業費を削減可能
・上の例 で5年間10台オペレーションを続けると……
キャッシュフロー改善
¥50,000/台 × 10台 = ¥500,000
つり札
補充
作業費用
¥73,000/台/年 × 10台 × 5年 = ¥3,650,000
¥4,150,000 の費用削減に貢献します
非循環式と循環式の紙幣識別機比較
紙幣の“受入”と“払出”を分割ユニットにより構築する「非循環式」と、一体型ユニットで構成された「循環式」には、
それぞれにおいて「メリット」「デメリット」があることがわかります。
項 目 | 非循環式(分割ユニット) | 循環式(一体型ユニット) | |
---|---|---|---|
識別機 | 払出機 | ||
対象紙幣 | 4金種 (千円 / 2千円 / 5千円 / 1万円) |
1金種 (千円) |
4金種受入(千円 / 2千円 / 5千円 / 1万円) 1金種払出(千円) |
メリット |
・モジュール単価が安価 ・搭載スペース(小型化可) ・シンプル機構(メンテナンス時間:少) |
・充実機能 ・キャッシュフロー(準備金:少) ・オペレーション効率(回収頻度:少) |
|
デメリット |
・限定機能 ・キャッシュフロー(準備金:多) ・オペレーション効率(回収頻度:多) |
・製品単価が高い ・搭載スペース(大型スペース要) ・複雑機構(メンテナンス時間:多) |
横にスクロール可能です
導入ハードルを下げ使い易い製品を目指した循環式紙幣識別機です!
NBX(R)-M400 シリーズ 薄型化・軽量化の実現
薄型化・軽量化の実現によるメリット
紙幣の収納を縦収納したNBX(R)-M400シリーズの奥行きは122mm 。
また、構成素材の大部分を樹脂化した事により、重量5kg未満(NBX(R)-M431)を実現。
薄型化 & 軽量化 の実現により、一括払出機能を備えた循環式紙幣識別機ながら、設置する筐体のドアへの取り付けが可能となりました。
循環式紙幣識別機 3機種比較
循環式紙幣識別機を使用する事で準備金をセーブ
NB-4W2 | NBX(R)-M400 | NBX-4N1 | |
---|---|---|---|
払出し方式 | 一括払出 | 一括払出 | 一括払出 |
紙幣収納方法 | 金種別収納 | 高額混合スタッカー 千円循環スタッカー |
混合収納部 千円収納部 |
紙幣収納枚数 | 10,000円:約200枚 5,000円:約100枚 2,000円:約200枚 1,000円:約600枚 |
高額混合スタッカー:200枚 千円循環スタッカー:400枚 |
混合収納部:50枚以上 千円収納部:375枚以上 |
投入紙幣一時保留 (エスクロ) |
なし (返却は全て1,000円紙幣) |
あり 1,000円×10枚 その他紙幣×2枚 |
あり 1,000円×10枚 その他紙幣×1枚 |
横にスクロール可能です
NBX(R)-M400 シリーズ 脱着式カギ付きスタッカーによる利便性
循環式紙幣識別機 NBX(R)-M400シリーズの2つのスタッカー(紙幣収納庫)は、ともに脱着可能なカギ付きボックスタイプ。
脱着式&カギ付きスタッカーは、メンテナンス 及び オペレーションでその利便性を発揮します。
メンテナンスでの利便性
紙幣の収納を縦収納したNBX(R)-M400シリーズの奥行きは122mm。
また、構成素材の大部分を樹脂化した事により、重量5kg未満(NBX(R)-M431)を実現。
薄型化 & 軽量化 の実現により、一括払出機能を備えた循環式紙幣識別機ながら、設置する筐体のドアへの取り付けが可能となりました。
紙幣搬送経路へのアクセス
高額紙幣混合スタッカーや取り外し可能部位を外す事により鍵を持っていない方でも紙幣搬送通路へのアクセスが可能となり、通常メンテナンスが行えます。
クリーニングモード機能
NBX(R)-M400シリーズは、クリーニングモード機能を搭載。定期メンテナンスを簡易化します。
オペレーションでの利便性
ボックス(箱)型構造の紙幣収納庫
ボックス交換による「紙幣回収」及び「つり札補充」が行えるため短時間作業が可能となります。
紙幣回収作業や補充作業が事務所などのプライベートエリアで行えるため、安全性も高まります。
クリーニングモード機能
鍵を保有している方のみに紙幣へのアクセスを制限する事が可能です。
仕様
通信方式 | シリアル伝送方式(JVMA通信仕様準拠 / RS-232C方式準拠) |
---|---|
最大入金金額 | 30,000円(1,000円札×10枚+10,000円札×2枚) |
使用紙幣 | 1,000円札、2,000円札、5,000円札、10,000円札 |
つり札紙幣 | 1,000円札 |
紙幣挿入方向 | 長手表・裏 4方向 |
紙幣収納枚数 | 高額紙幣混合スタッカ:200枚 / 千円循環スタッカ:400枚 |
紙幣一時保留機能 | あり[現物エスクロ](1,000円札 × 10枚+その他:2枚) |
識別方式 | 光方式・磁気方式併用 |
使用温度範囲 | – 15℃ ~ + 60℃ |
電源 |
[JVMA通信仕様準拠機] DC24V±10%,DC8V±5% [RS-232C方式準拠機] DC24v±10% |
定格消費電流 |
[待 機 時] 〈JVMA通信仕様準拠機〉24V → 0.6A 以下 〈RS-232C方式準拠機〉24V → 0.8A 以下 [動 作 時] 〈JVMA通信仕様準拠機〉24V → 2.0A 以下 〈RS-232C方式準拠機〉24V → 2.2A 以下 [最大負荷時] 〈JVMA通信仕様準拠機〉24V → 3.0A 以下 〈RS-232C方式準拠機〉24V → 3.24A 以下 |
ヒューズ内臓 | DC 24V |
サイズ |
約 150mm × 488mm × 164.7mm(122mm ※) (W×H×D) ※取付面からの奥行き |
質量 | 約 4.8kg (NB※-M43※シリーズ の場合のみ) |