自動釣銭機『Pay Cube』の
お役立ち情報

公開日 / 更新日 店舗経営コラム

小売店の集客アイデア12選!手順や成功させるポイントも紹介

 

    【このコラムでわかること】

  • 小売店の集客で大切なこと
  • 小売店の集客を始める手順
  • 小売店の集客を成功させるための3つのコツ
  • 【オフライン編】小売店の集客アイデア6選
  • 【オンライン編】小売店の集客アイデア5選
  • 適切な集客方法を選ぶための3つのポイント
  • 集めた顧客にリピーターになってもらうための3つの方法

小売店の売上や知名度をアップさせたいものの、具体的にどのような方法で集客すればよいのかわからず、お困りの方もいらっしゃるでしょう。
そのようなときは、小売店の特性を生かした集客方法を学べば、新規顧客とリピーターを増やすことができます。

本記事ではそんな小売店のために、集客の手順やコツ、アイデアなどを紹介します。
自店の売上や知名度アップのための戦略を立てたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

自動釣銭機を導入するなら
『Pay Cube』がおすすめ

  • 小さくコンパクト!カウンターに収まるサイズ。
  • 詰まりにくいからトラブルリスクも回避。
  • つり銭切れが起きにくいので、繁忙時も補充不要。

目次

小売店の集客で大切なこと

カフェに入ろうとしている女性たち

小売店の集客力を高めるためには、消費者に店舗の存在と商品・サービスの内容を認知してもらい、顧客として定着させることが大切です。
そのためには、新規顧客の獲得と、リピーターの増加、既存顧客の満足度向上の3つを意識した集客方法を考える必要があります。
ターゲットごとにアプローチする方法を考えれば、効率的に売上を伸ばすことができるのです。

小売店の集客を始める手順

計算する経営者

小売店の集客を始める際は、以下の手順を踏めば効率的に進められます。

手順①商圏範囲を決める

まずは商圏分析を行い、商圏範囲を決める必要があります。

商圏範囲とは、来店が見込める顧客が生活しているエリアをいいます。
店舗で販売している商品や、店舗周辺の人口、消費者の移動手段によっても変わるというのが特徴です。

たとえばコンビニであれば、価格がリーズナブルで購入頻度も高く、店舗までの移動手段は徒歩が多いため、商圏範囲は500メートルが目安といわれています。
もう一方で、ホームセンターのように購入頻度が低い商品が売られており、消費者が車で来店する傾向がある店舗は、10~20キロメートルまで商圏範囲が広がります。

国勢調査による統計データや、顧客データをもとに、店舗周辺の市場の大きさや地域の特性を分析し、狙うべきエリアを決めましょう。

手順②ターゲットを絞る

商圏範囲とともにターゲットの選定も忘れずに行います。
店舗のリピーターを増やすためには、不特定多数に訴求するよりも、ある程度ターゲットを絞ったほうが効率的です。

店舗で取り扱っている商品やサービスを購入しそうな人物、また商圏範囲に多い人物の年齢層や性別、居住エリア、勤務先、年収、家族構成などを細かく設定しましょう。

手順③顧客が来店するまでの流れを考える

ターゲットを決めたら、実際に来店するまでの流れを考えておくと、具体的にどのような戦略を立てればよいのかが見えてきます。

以下は、店舗をビジネス街のカフェ、ターゲットを20代の女性・会社員とした場合の例です。

20代女性がビジネス街のカフェに来店するまでの流れ

  • 午前7時:起床。
  • 午前9時:出社。カフェに立ち寄って飲み物を買う。
  • 午前12時:昼休み。カフェでランチを取る。
  • 午前18時:退社。カフェで友人と待ち合わせる。
  • 午前20時:帰宅

このように、ターゲットがカフェに立ち寄る可能性があるタイミングを予想し、その時間帯に合わせてアプローチすれば、顧客を増やすことができます。
開店時間をターゲットの出社時間に合わせれば、上の例のようにターゲットが出社前に立ち寄ってくれるかもしれません。

また、ターゲットが飽きないようにモーニングやランチのメニューを充実させれば、リピート率の向上につながります。
商品の価格帯も、ターゲットの収入に合わせて設定するとよいでしょう。

下記の記事で、レジの基本的な使い方とは?スムーズに使いこなすコツも紹介について解説しています。あわせて参考にしてください。

 

小売店の集客を成功に導く3つのコツ

カフェで会議しているカフェ経営者

小売店の集客を始める手順を押さえたら、集客効果をさらに高め、成功に導く3つのコツもチェックしておきたいところです。

コツ①既存顧客の満足度を保つ

売上を安定させるためには、既存顧客の満足度を保つ必要があります。
集客だけを目的にすると、長い目で見たときに売上が伸び悩む可能性があります。
新規顧客を狙って急な方向転換を行うと、既存顧客が離れていき、売上が落ちてしまう恐れがあるので注意しましょう。

コツ②集客方法は社員全体で共有する

店舗の集客に関する業務は社員全体で共有するのが、成功のコツです。
特定の社員に任せきりになると、施策の内容が偏る懸念があるほか、万が一その社員が退職したら、集客業務が滞ってしまいます。

施策の内容は社員同士で共有し、意見を出し合って内容をブラッシュアップしていけば、最適な集客方法を編み出すことができるでしょう。

コツ③PDCAサイクルを回す

PDCAサイクルを回し、改善を重ねることも大切です。

PDCAサイクルとは、物事を改善するためのメソッドで、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字から成り立ちます。
店舗の集客に向けた計画を実行し、結果を確認したら、そこから改善点を見つけるという動作を繰り返します。

店舗に何度も来店してもらうには、顧客の満足度を上げなくてはなりません。
新商品や従来品の改良、レジの対応方法などを、PDCAサイクルを回して改善しつづけ、集客効果を高めましょう。

【オフライン編】小売店の集客アイデア6選

welcome 看板

ここからは、小売店のオフライン集客で使える6つのアイデアを紹介します。

アイデア①キャンペーンやセールを開催する

1つ目のアイデアは、キャンペーンやセールの実施です。
集客力や認知度が上がるうえ、競合店との差別化を図れます。

店舗の周年記念に合わせて、既存顧客に向けたお得なキャンペーンを考えたり、ターゲットの来店時間に合わせてタイムセールを行ったりするのもよいでしょう。

アイデア②看板やPOPを設置する

看板やPOPを設置するのも、集客方法として有用なアイデアです。
店名が書かれた看板だけでは、潜在顧客が来店する見込みは低いままですが、どのようなお店なのかがわかる内容が書かれた看板があれば、顧客が入店する確率も高まります。

商品を並べただけの状態から、POPを作って商品に説明書きを添えてみましょう。
それだけで、顧客の商品への理解が深まり、購入に至る客数も増えます。

看板やPOPを作る際は、店舗のイメージに合わせつつ、目を引く色やインパクトのある言葉、写真などを使うと効果的です。
通行人から見えやすい位置に置いてみたり、おすすめの商品が一目でわかるようにPOPを配置したりといった工夫も大切です。

アイデア③チラシを配布する

チラシの配布は昔ながらの方法ですが、店舗周辺で生活している人をターゲットにしている小売店の業態に合った、効果的な集客方法です。

チラシには、ターゲットに合わせて売り出したい商品の情報を写真とともに掲載します。
来店時に使えるクーポンもつけると、実際に足を運んでもらえる確率もアップします。
配布方法は、ターゲットが高齢者であれば新聞の折り込みチラシ、会社員であれば駅前で配るなど、訴求したい顧客に合わせて工夫してみてください。

アイデア④顧客が買い物しやすい環境を整える

店内を顧客が買い物しやすい環境に整えておくことも、小売店が集客力を高める方法として押さえておきたいポイントです。

たとえば、買い物かごを各陳列棚付近に設置したり、各入口にカートを用意したりすれば、顧客は買い物に集中できます。
買い物かごの置き場は定期的にチェックして、不足がないように調整しましょう。
かごにゴミや汚れがないか確認するなどの細かな気配りも、顧客からの評価を落とさないために重要な作業です。

アイデア⑤商品の陳列方法を見直す

小売店の集客を考えるうえで、商品の陳列方法は軽視できない要素です。
ターゲットに合わせて商品の並べ方を変えると、顧客が手に取る商品も増え、結果として売上増につながります。

商品の陳列方法には、以下のようにいくつかあるので、参考にしてみてください。

商品の陳列方法

名称特徴メリットデメリット
縦陳列同じカテゴリーの商品を縦に並べる手法何がどこにあるのかがわかりやすい特定の商品をアピールするのには向かない
横陳列同じカテゴリーの商品を横に並べる手法同じ商品を大量に並べられて、顧客の視線を集めやすい視線が横に流れるので下段の商品には目がいかない
島陳列棚とは別に台を設置して、その上に商品を並べる手法商品が目立ち、売上も伸びやすい商品の形状によっては陳列できない

通路が狭くなり回遊性が低くなる可能性がある

エンド陳列陳列棚の両端にも商品を並べる手法通路に入る際に顧客の目に留まりやすく、売上が伸びやすい商品が崩れやすい

並べ方によっては売り場の見通しが悪くなる

ジャンブル陳列投げ込み陳列ともよばれる

台に売れ残りやセール品を詰め込んで陳列する手法。

お買い得商品をアピールできるカテゴリーごとに分けずに並べるので、安っぽい印象を与える

 

アイデア⑥ポイントカードを導入する

リピーターを増やして集客効果を持続させるには、ポイントカードを導入するのもよいでしょう。

2回目の来店時にポイントカードを出せば割引になる制度や、通常の倍のポイントを付与するサービスなどを実施して、来店するたびにお得になる仕組みを作ります。
再来店する確率が高くなるうえ、顧客の満足度も上がります。

また、ポイントカードを作ってもらえば、顧客の年齢や居住エリアの把握も可能です。
これらの情報は、集客方法を考える際の参考になるため、積極的に取り入れてみてください。

【オンライン編】小売店の集客アイデア5選

パソコンをいじる女性

続いて、小売店のオンライン集客の6つのアイデアも紹介します。

アイデア①ホームページを作成してSEO対策を行う

ホームページを作成し、SEO対策を施すことが、オンライン集客における1つ目のアイデアです。
SEO対策とは、検索エンジンで特定のキーワードが検索された際に、自社のWebサイトが検索結果画面の上位に表示されるようなコンテンツを製作する施策をいいます。

ホームページがあれば、店舗の最新情報やセール期間などを顧客に随時お知らせできて便利なうえ、顧客を店舗に呼び込むための宣伝にもなります。
ただし、検索されなければホームページを見てもらえないため、SEO対策を行って検索エンジンからの流入数を増やす必要があります。

ターゲットのニーズに合わせて、どのような検索キーワードで対策すればホームページを見てもらえるのかを考えてみましょう。

アイデア②SNSを活用する

集客のためにはSNSの活用も欠かせません。
店舗の最新情報や、おすすめの商品・メニューなどを随時SNSにアップして、ターゲットに来店を促しましょう。
また、SNSに店舗の広告を出稿すれば、店舗周辺のエリアやターゲットを絞って訴求できます。

若年層には、写真映えする店舗の内装や、商品、メニューが人気なので、それらを意識して戦略を立てるのも手です。

アイデア③Web広告に出稿する

オンライン集客のアイデアとして、リスティング広告やディスプレイ広告といったWeb広告への出稿も挙げられます。

Web広告では、ユーザーの年齢層や性別、居住地、興味・関心などで絞って表示させることができます。
潜在顧客を店舗のホームページやSNSに誘導し、店舗の所在地や商品、サービスなどを知ってもらい、来店につなげるのが狙いです。

まだ店舗を知らない新規顧客を獲得する際に有効な手段なので、開店して間もない頃や、なかなかホームページ・SNSを見てもらえずに困っている方にピッタリです。

アイデア④専門型ポータルサイトに登録する

飲食店や美容院などを専門に扱う、ポータルサイトに登録しておくのも、有効な手段です。
ポータルサイトでは特定のテーマの店舗に限定して情報を掲載しているため、実際に来店する可能性の高いユーザーへ訴求できます。
地域やサービスのカテゴリーを細かく指定でき、お得な情報も掲載できるので、新規顧客の獲得に向いています。

ただし、ポータルサイトを利用するには利用料を支払う必要があるケースが多いので、費用対効果を考えたうえで登録しましょう。

アイデア⑤メールマガジンを配信する

小売店のオンライン集客として、メールマガジンの配信も効果的です。
顧客一人ひとりに店舗の情報を直接伝えられるので、大切なお知らせや、役立つ情報、特別なクーポンなどを配信する際に便利です。

顧客と直接やりとりできる手段でもあるので、顧客からの信頼と満足度を高める手段としても活用できます。
注意したい点は、店舗の宣伝を前面に押し出さないことです。
既存顧客の満足度を高めるための情報を送るように心がけてみてください。

下記の記事では、飲食店の集客アイデアを紹介していますので、あわせてご覧ください。
▶参考記事:【経営者様必見!】飲食店の集客アイデア18選

適切な集客方法を選ぶための3つのポイント

パソコンを操作する女性

ここまでは、小売店が集客する際に使えるアイデアを紹介しましたが、その中から適切な集客方法を選ぶためのポイントも押さえておきましょう。

ポイント①商圏範囲を絞って訴求できるか

まずチェックしたいポイントは、商圏範囲を絞って行える集客方法であるかどうかです。
小売店は実店舗に来店してもらわなければ利益が上がらないため、商圏範囲のターゲットにどれだけ訴求できるかが成功の鍵です。

テレビCMやラジオ、雑誌広告などのマスメディアではエリアを絞れないので、費用対効果を考えるとあまり効率的ではありません。
ただし、ローカル紙やローカルラジオであれば、新規顧客を見込めるかもしれません。

ポイント②効果検証は可能か

集客を成功させるためには、効果検証が欠かせません。
継続して集客に取り組むためにも、データを収集しやすい方法を選ぶことが大切です。

オフライン集客であればポイントカードから顧客の動向がつかめます。

反対にオンライン集客であれば、WebサイトやSNSを訪れた人数とコスト、売上を比較し、分析できます。

また効率的にデータを収集できるシステムを導入すれば、迅速に改善策を立てることも可能です。

ポイント③実店舗への来店と商品購入につながるか

ターゲットに店舗の存在を認知させることは小売店にとって重要な課題ですが、実際に来店して購入してもらうという行動を起こさせるための集客方法も考えなければなりません。

これにはたとえば、期間限定のイベントの開催や、クーポンの配布などがあります。
顧客に来店する動機づけを行うことが大切です。

集めた顧客にリピーターになってもらうための3つのポイント

話し合うカフェスタッフ

小売店の集客を成功させるには、顧客を定着させる方法を考えることも欠かせない要素です。
ここからは、リピーターを増やす3つのポイントを紹介します。

ポイント①リピート率が低い原因を考える

初来店した顧客がリピーターにならなかった場合、その理由を考えて、改善策を打ち出しましょう。
商圏範囲のターゲットにとって商品価格は適正かどうか、ホームページやSNSでキャンペーン情報を見てくれているのかどうかなど、考えられる原因を調査します。

改善策として、アンケートをお願いして来店したきっかけを調べたり、ポイントカードを渡して再来店を促したりするなどの方法が挙げられます。

ポイント②購入履歴をもとに次の行動を考えてアプローチする

購入履歴のデータを分析して、次の行動につながる集客方法を考えるのも、リピーターを増やすために有効な手段です。
購入履歴からは、商品名や個数、購入日時などがわかりますし、さらにポイントカードがあれば、顧客の年齢や性別、居住地なども把握できます。

いつ、どの商品が、いくつ売れるのかを把握しておけば、顧客の来店に合わせて売れ筋の商品を目立つところに置いたり、タイムセールを実施したりといった戦略を立てられます。

ポイント③顧客満足度を上げる

顧客満足度が高ければ、リピーターは自ずと増えます。

顧客満足度を知るには、SNSへの書き込みやポータルサイトの口コミなどを確認しましょう。
低評価が書かれていたら、改善できる点がないかを考えます。
商品の品ぞろえや品質、店内の衛生状態、従業員のサービスなどは、顧客満足度を左右するため積極的に改善しましょう。

たとえば商品に関しては、顧客のニーズをくみ取り、品質のよさと適正な価格帯を目指します。
サービスであれば、従業員にマニュアルを渡して、誰が対応しても同じようにお客様対応を行えるように教育します。

また、レジの待ち時間を短縮するために、自動釣銭機の導入を考えるのも一つの手です。
おつりを間違える心配もなく、スピーディーなお客様対応ができるので、結果として集客力の向上に役立ちます。

下記の記事では、飲食店でのリピーターを増やす方法について解説していますので、あわせてご覧ください。
▶参考記事:飲食店のリピーターを増やすために試したい対策8選

ストレスフリーの会計で店舗のリピーターを増やし集客力を高めよう

カフェに入る女性客

本記事では、小売店の集客力を上げるための手順やコツ、アイデア、注意点などを紹介しました。
小売店の集客力は、新規顧客とリピーター、既存顧客のそれぞれにアプローチする方法を考えると、効率的に伸ばすことが可能です。

なお、店舗に対するお客様の信頼や、利用しやすさといった点も集客を左右する大きな要因です。

会計業務向上のための自動釣銭機なら「Pay Cube」をご検討ください。会計ミスを防いでお客様からの信頼性を保てるだけでなく、会計でお客様をお待たせせずに済み、店舗に対するお客様の利便性も向上します。
興味がおありの方は、お気軽に日本コンラックスへお問い合わせください。

自動釣銭機のことを詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

▶参考記事:自動釣銭機とは?メリット・デメリットや機器の選び方を紹介

自動釣銭機を導入するなら
『Pay Cube』がおすすめ

  • 小さくコンパクト!カウンターに収まるサイズ。
  • 詰まりにくいからトラブルリスクも回避。
  • つり銭切れが起きにくいので、繁忙時も補充不要。

PayCubeが気になった方へ

製品に関するお問合せはコチラ